登場人物

主人公

  • 川平啓太
  • ようこ

川平薫関係者

  • 川平薫
  • 川平カオル

薫の犬神(序列隊)たち

全員女性(少女)の姿と心を持つ比較的若い犬神である。薫の両手10指には「契約の証」として素朴な指輪が 光っており、彼の配下たる犬神たちは各自、薫の指輪のうち一つと対になる指輪を嵌めている。それぞれが異なる特技を持っており、優秀な指揮のもとでの一糸 乱れぬ連携によってその真価を発揮し、犬神の数が多いほど相乗的に強さが増すため、10人が完璧に息を揃えればその強さは、はけやようこを大きく凌ぐ。た だし、それは主人である薫がいてこそ初めて発揮されるものであり、指揮を行う主人がいる場合といない場合とでは、極端なまでにその差が出る。

この自覚が足りなかったせんだんを始めとする薫の犬神達は、「薫がいてこそ発揮された実力」を「自分達だけの実力」と完全に履き違えており、ようこ との「ケンカ」の際には自信過剰な状態にまで至っていたが、ようこにあっさりと弱点を見抜かれた挙句、本性に戻ってようこを本気で殺そうとするまでに至る が、結局は完膚無きまでに叩きのめされている。

全員が「破邪走光」と呼ばれる光線技を持つ。ただし、「破邪走光」の内容は各犬神によって違い、その組み合わせによって様々な技を繰り出す事が可能。彼女たちの最大技は、全員の「破邪走光」発露による焼却浄化炎「煉獄(れんごく)」。

原作第2巻で初登場した時にはまだ全員の外見や性格等が固まっていなかった模様で、いぐさ、ごきょうや、てんそう、フラノに該当するキャラが見当た らない。なでしこ、ともはね、せんだん、たゆねは最初から名前が出ており、性格も現在とほぼ同じ。「監視班」の2人がいまり&さよかと思われる。 原作5巻と6巻の巻末に、全員のプロフィールが記載されている。

ごきょうや、てんそう、フラノ以外は、せんだんも含めた全員、薫が初めて仕える主人である。

また、第二部の終盤では、川平薫の双子の妹である川平カオルが主人となり、初めてとは思えない程息の合った連携戦の指揮を取った。

  1. 序列1位 せんだん
  2. 序列2位 なでしこ
  3. 序列3位 いぐさ
  4. 序列4位 たゆね
  5. 序列5位 ごきょうや
  6. 序列6位 てんそう
  7. 序列7位 フラノ
  8. 序列8位(いまり)&9位(さよか) いまり&さよか
  9. 序列10位 ともはね

おすすめ情報

川平本家

川平 榧(かわひら かやの)
声 - 京田尚子(現在)、林原めぐみ(子供時代)
啓太の祖母。犬神使い・川平一族の宗家。タバコとゲームに興じる健啖活発な不良老人。野放図で細かい事にこだわらない性格。宗家として厳格な態度 を見せる事もあるが、実は微妙に孫に甘い「普通のおばあちゃん」な一面も持ち合わせており、啓太はそんな祖母に救われている部分もある。
本名ではなく「宗家」と呼称される場合が多く、アニメクレジットでもそのように表記される。「刀自」(とじ。年配の女性に対する敬称)と呼ばれる事もある。口癖の様に「後○○年は生きる!」と口にする。
本来なら川平家の霊能力者は13歳で「犬神選抜の儀」を行って犬神に憑いてもらい犬神使いとなる(それまでは川平家の子といえども犬神たちの山に 入る事は禁じられている)のだが、彼女は9歳の時、友達(あまり仲は良くない)が死神に憑りつかれてしまい、禁を破って犬神たちの元に出向き、その際には けに憑いてもらっている。そして13歳の時には並ぶ者無しと呼ばれる強大な霊力を持ち、同世代内最強の犬神使いとなっている。はけとはその後も、互いに人 生を通じかけがえのない主従となった。又、この頃は「突貫」が口癖の様で、無茶を平気で行うタイプだったらしく、その性格は啓太にしっかり受け継がれてい る。
戦闘の際には「崋山双君」の力を借りて絶大な破壊力を発揮する。また、防御を担当するはけとの絶妙なコンビネーションにはつけ入る隙が無く、正に最強の一対である。
最終巻では、試練クリアに失敗したなでしこに替わり、薫の復活を賭けて、『24時間以内に高さ300mの塔を建立する』と言う試練に挑む事となる。
試練クリア後は、はけと共に3神との最終決戦に駆け付ける。
基礎霊力については資料が無いが、おそらく1000漬け物石前後。現在の川平一族では最強とされている。原作第2巻で米寿(88歳)を迎えている。
はけ
声 - 中村俊洋
身長178cm 体重68kg/11月2日生
宗家の犬神で青年の外形を持つ。常に沈着冷静で涼やかな性格。川平家に憑く犬神一族の最長老の息子で、戦闘が可能な犬神たちの中では最強とされる犬神。一子相伝の結界術を得意とするが、父親である最長老に言わせれば、高度な結界術は性格的に向かないようである。
犬神の中でも、ようこを妹のように優しく接する数少ない犬神であり、ようこ自身もまた、はけの言う事はおとなしく従う事が多い。
常時身に着けている紫水晶の数珠は、契約の証として宗家にもらったもの。誰よりも宗家の事を案じ、大切に思っている存在。時には父のように母のように宗家とその人生を共にしてきた。そのためか、宗家の事になると激しやすい。
それは宗家が13歳の時に形式的に行われた「犬神選抜の儀」において、他の犬神たちが彼女に憑こうとするのを全て排除してしまった事にも現れている。
原作に挿入されている4コマ漫画などでは、宗家の成長の記録として事あるごとに写真を撮っており、アルバムは千冊以上にも及ぶという。また宗家と のボール遊びが大好きで、尻尾をブンブン振りながら大喜びする様はさしもの啓太も唖然としていた。宗家の夫(啓太の祖父)が早くして亡くなった事につい て、啓太には言えない真相を知っている様子。
宗家の若かりし頃にソックリ(特に容姿が)ということで宗家の孫の中でも啓太を可愛く思っている。
最終巻では、宗家と共に薫の復活を賭けて『24時間以内に高さ300mの塔を建立する』と言う試練に挑むが、旧クサンチッペの妨害を受ける事となる。その闘いの最中、自慢のアルバムの大半が焼失した模様。
試練クリア後は、宗家と共に3神との最終決戦に駆け付ける。
基礎霊力は3200漬け物石。年齢は不明だが、ごきょうやを200歳前後の若さと表現している(6巻巻末)ことから、相当に古い犬神であることは確実である。
川平 宗太郎(かわひら そうたろう)
声 - 野島裕史
啓太の実の父親で、薫達の父・元也とは実の兄弟である。かつては、ごきょうやを始めとする4人の犬神を従えていた犬神使いであった。川平一族でも 特にお気楽な一人で、啓太の話によると、啓太がナンパをする時には、叱るどころかむしろ面白そうにしているとの事であり、享楽的な部分は先祖代々きっちり と受け継がれているようである。
しかし、宗太郎の妻がようこ並に嫉妬深かったため、泣く泣くごきょうや達との契約を解除。現在は普通の人間として、イギリスの 大学で教鞭を執っている妻に付き添い、主夫として朝から晩まで甲斐甲斐しくその世話を焼く事を生きがいとしている(ちなみに、若い頃の宗太郎に料理のイロ ハを教えたのはごきょうやとの事)。合間を見て時々(犬神抜きの)霊能者としての活動もしているらしい。妻は「やや夢見がちで突飛な人」で、生活能力はあ まり無い様子。啓太と比べると爽やかそうな印象がある。
現在薫に仕えているごきょうやは、今でも宗太郎への想いを忘れられないでおり、その想いは薫を捜索していた時、宗太郎にこっそり会いにイギリスや ローマに行っている程であり、宗太郎本人も、最近の写真をごきょうやに送るなど、自分に一番尽くしてくれたごきょうやの事を気にしている。ある意味でご きょうやとの絆は、妻との絆よりも深いものであると言え、妻の嫉妬心を招くのも仕方の無い事なのかもしれない。
また、本物の川平“かおる”が女である事も知っており、その内容の書いてあったごきょうや宛のファックス用紙を見たなでしこは、機密保持のために 破り捨てている。てんそうの話によると最近の啓太は、宗太郎に似てきているらしい。文庫10巻のコミックにて登場している。容姿は息子の啓太によく似てお り、眼鏡をかけている。アニメではごきょうやの回想シーンで初登場した。
川平 佐江(かわひら さえ)
啓太の実の母親で、天才的な歴史学者。但しその華やかな研究歴とは異なって、日常生活では幼児に等しい典型的な学者バカで、家事一切を宗太郎に任 せっきりの様である。容姿は小柄で、年齢の割に異常に幼く見え、声も喋り方も30過ぎの女性とは思えないほど。非常に嫉妬深く、宗太郎との結婚の条件とし て、彼が契約している犬神(特にごきょうや)との解約を望み、宗太郎は泣く泣く同意しており、ごきょうやはその件で彼女を今でも恨んでいるとの事。
川平 元也(かわひら もとや)
川平薫とカオルの実の父親で、啓太の父・川平宗太郎の実兄でもある。主にヨーロッパで活躍しているオカルトライター。ジャーナリストしては優秀だ が、父親としては実にでたらめかついい加減で、家に帰らない日がザラであったため、女房には既に逃げられている。取材の過程で邪星の存在を知りそれを追っ ていたが、逆に邪星に捕らわれ、カオルと共に氷の中へ封印されてしまった。封印から解放された第2部では薫を探すために単身海外へと旅立っている。
川平 慧海(かわひら えかい)
川平家初代当主。故人。出自等に関する情報は一切不明。坊主の風体ながら酒も女も大好きという完全な生臭坊主。いつも笑っているような人物、それも自分で言った下品な冗談にげらげら笑い転げているような「ちょっとお馬鹿でエッチな」タイプであったらしい。
大妖狐の襲撃で(理由はようこのひなたぼっこの場所にするため)危機に瀕した犬神の里にふらりと現れ、鮮やかな手腕で犬神たちを束ね、大妖狐を封 じる方法を教えた。事が済み、また流浪の旅に出るところを、彼に心酔した犬神たちに引き留められ、彼らの懇請を容れてその地に住み着き、川平家の始祖と なった。その時は、当時若かりし最長老と契約していたらしく、二人でよく可愛い女の子をナンパしていた事もあるらしい。
「呼べば来る」者であり、犬神たちの誰かが辛い、哀しい、苦しいなど「魂の底からの叫び声」を上げた時、彼は必ず現れたという。そんな慧海の子孫 の中でも、啓太は彼に良く似ているというのが、彼を直接知る者たち(最長老、はけ、おそらくなでしこも)の一致した意見である。ただ、いぐさの話による と、あまり長くは生きられなかったらしい。

赤道斎関係者

仮名 史郎(かりな しろう)
声 - 速水奨
身長185cm 体重77kg5月8日生
内閣官房直属の霊的捜査官。クソ真面目な性格。種族的偏見は持たない主義で、曲がったことが許せない。ヘンタイ魔道士の名で有名な赤道斎の子孫。その反発心や苦悩故かカトリック系のキリスト教信 者であるらしく、十字架を切ったり、神に祈るポーズをとる事がある。「エンジェルブレイド」という、自らの霊力を剣に変換する魔道具(これも赤道斎の遺産 である)を使用し、必殺技は「ホーリークラッシュ」と「クリス・クロス・スラッシュ」。赤道斎の遺産「月と3人の娘」マークを持つ魔道書・魔道具を追って いる。
妹が一人いて、外国に留学している(原作11巻でゲスト出演)。実は妹の影響で少女漫画の 熱烈なファン(しかもかなりベタな展開のラブストーリーが好み)。赤道斎の筋金入りの変態ぶりには苦悩しているが、最近では仮名自身もまた成り行きでブ リーフ一丁姿になったり、ようこだけでなく、幼いともはねや純情なカオルにまで裸体を晒したり、全裸で川平啓太と抱き合ったり(その度にいぐさやてんそうに ネタにされている)、素っ裸に女物(ようこ)のパンツを一枚穿いただけの姿を、大妖狐やケイに目撃されるなど、所詮血は争えないのかと思わせてしまう部分 が多い(大妖狐には、「遺伝てこわ!」と言わしめている)。何かと啓太達に巻き込まれて不幸な目に遭っており、「ヘンタイではない!」とお約束的に豪語す るものの、説得力が無くなりつつある。
第二部後半に至っては、(事故ではあったが)赤道斎の魔道具によって赤道斎、大妖狐共々写真の結界に封印されてしまう。さらにはその封印を解いてもらうことを望みとした3神に与えられた試練をクリアするために、『12時間以内に、誰にも事情を話すことなく、全ての禿頭の現職衆議院議員の頭に「ハゲ」と書く』をやらねばならなくなり、霊的捜査官をクビになるどころか危うく国賊の仲間入りをする所であった。
なお、アニメにおいて仮名役を担当している速水奨は次回予告のナレーションも担当しており、仮名としての出演がないときは「次回予告」としてエンディングにクレジットされている。
さらに、劇場版では実質的主役と言って良い役柄となっている。
基礎霊力は650漬け物石。
同じ有沢まみず原作の『ラッキーチャンス!』にも登場し、いぬかみっ!の世界の話と思われる発言を度々している。
赤道斎(せきどうさい)
声 - 若本規夫
身長180cm 体重70kg 4月1日生
仮名史郎の先祖。その容姿は仮名史郎に瓜二つ(アニメ版では、差別化のためか仮名よりも老けた顔立ちになっており、髪の色も金髪となっている)。 人類の歴史上最強の魔導師のひとりであり、『月と3人の娘』という恐怖と卑猥の魔道具シリーズを遺したはた迷惑な男。独自の価値観で動き、その価値観は他 者に理解されない。いわゆる究極のヘンタイであり、自らの理想郷たる全ての欲望が肯定される場所「賢者の楽園」(啓太曰く「ヘンタイパラダイス」)をこの世に構築する事を目指している。かつて大妖狐に負けたために自らの魔道具の一つに隠れていたが、その後大殺界の力で現世へ復活を遂げている。
着込んでいるように見えるが下半身、特に「あの部分」を常に丸出しにしている(アニメ版でのあの部分を隠す象が赤道斎だけ特別に赤い象(象の祖先)である)。当人としてはこれこそが理想であり、曰く「プライドという名の服を着ている」状態(ちなみにこのセリフを考案したのは有沢と同じく電撃文庫で活躍している藤原祐) である。そのため、「裸王」の名で街中の有名人となってしまっている啓太を自分の後継者に指名しようとした事もある。ちなみに、常に露出させている股間の 「砲身」のサイズは14センチ(8巻289p)。宿敵である大妖狐との比較では、「ちょっとだけ」勝っている(10巻181p)。また、アニメ版ではなぜ か砲身が16センチ砲に換装されている。また、この部位を用いて、ともはねと同様の探査能力を使うことも可能。
饒舌にして傲慢な性格。基本的に自分と自分の発明品以外を全て見下し、目的のためには手段を選ばない。一方で、「契約」という言葉を神聖視してお り、これに基づいた事柄に対しては決して自ら破ることをせず、逆に契約の履行を妨害するならばそれが契約者であっても容赦しないという律儀さも持ってい る。第一部における敵役であるが、決して悪人というわけではなく、なでしこのことをもっと気遣ってやるよう薫を諭したり、クサンチッペが大殺界を感情のな い只の機械に改造してしまったことに対して激怒するなど、人間らしい優しい感情も持ち合わせている(8巻75、293p)。
戦闘においては呪文と魔道具を駆使した遠距離からの攻撃が得意。怪物級の霊力を持ち、本気になれば大妖狐と正面から渡り合えるほど。また魔道具の発明においても天才的で、特に「大殺界」においては邪星によって仕掛けられた薫の呪いを限定ながらも解呪した。
第二部では大妖弧共々人形とされた挙句、邪星に力の殆どを奪われてしまい、さらに川平啓太らに救われた事から「借りを返すまでの間」という事で仮 名史郎と宗家の更生プログラムに従い、街の再建のため力を注いでいる。その際にクサンチッペと大殺界を害の無い程度に復元させることを条件としたが、逆に 仮名史郎から「以後断固として下半身を露出しないこと」と(当人としては)厳しい条件を付けられた。しばらく大妖狐と起居を共にするうちに段々と打ち解け、最近では大妖狐のことを気に入るようになってきている。薫の犬神たちの中ではてんそうと気が合うらしく、それによって借りる事が出来た魔導具が、第二部の重要なキーアイテムとなった。
第二部でも、新堂ケイの下着を身に着けて人前に出たり、対3神戦においても、戦闘中に唐突に下半身を露出しメギドの隙を突いたり、エルフィネスを亀甲縛りにしたりと、変態ぶりは健在である。
第二部後半では不慮の事故によって自身の作った写真の魔道具の結界の中に閉じ込められてしまう。後に仮名史郎の尽力あって復活し、大妖狐と共に戦局を大きく動かすことになる。
基礎霊力は11000漬け物石。ただし、彼が川平家のテストを受けたとも思われないので、恐らく推定値であろう。
ソクラテス(こけ子)
声 - まるたまり
赤道斎が作り出した魔道具の一つで、木彫りの雄鶏の姿をしている。誰かに触れる事で、その人の理想となる服装姿にする能力を持つ。ただしこの現象 は、本人のみならずその周辺にいる人間全てを巻き込むという非常に迷惑極まりないもので、しかも鳴き声はとてつもなくやかましい。啓太に至ってはスクール 水着を着た姿にさせられ、周囲から哀れみを含めた冷たい目で見られる羽目になった。ただし、魔力が切れると動けなくなってしまうという欠点を持つ。アニメ 版では、2時間経つと服が消えてしまうと設定されている。
河原崎によって奪い取られていたが、啓太との壮絶な一騎打ちの末、無事取り返す事に成功。その後は仮名によって、半ば強引に啓太に押し付けられる事となった。何を考えてるのかよく分からない外見とは裏腹に主人(赤道斎)への忠誠心は高い。名前の由来は哲学者のソクラテス。
大殺界(だいさっかい)
声 - 西脇保
赤道斎が三百年の時をかけて作り出した魔道具の一つで、超巨大なコンピューターのような姿をしている。ありとあらゆる物事を現実化させる能力を 持っており、川平カオルらにかけられていた呪いを解くのに活躍した。魔道具だが明確な自我を持っており、奇妙な関西弁で話しかける(原作では発声の機能は 無く、言葉は文字盤に表示される)。クサンチッペ、ソクラテスとは仲の良いトリオのようである。
陽気で仲間想いな性格であったが、一部後半で邪星の影響によって凶悪化したクサンチッペによって改造され、感情を持たない凶悪な戦闘兵器と化す。 その代わり願望現実化能力が極端に強化されている。その力で薫をこの世から完全に消滅させようとしたが、直前で啓太の妨害に合い、この世のどこかへ飛ばす に留まる。しかしその事がかえって薫の因果律を混乱・複雑化させてしまい、霊力による予知や探索でも所在がわからないようになってしまった。赤道斎曰く、 もう一度大殺界を完成させれば薫を完全に呼び戻すことが可能だが、どれだけ最短でも完成に十年の時間を要してしまう事からこの案は却下された。
第二部では給湯ポット並みのコンパクトサイズに再構築され、クサンチッペの教育係として宗家の屋敷に居候状態となっている。
クサンチッペ
声 - 川田紳司
赤道斎が作り出した魔道具の一つで、木で出来た人型の人形(中国製ロボット先行者に瓜二つ)。股間にドリルがあり、製作者である赤道斎の趣味を伺わせる。人形だからか片言で喋る(原作においては彼のセリフは全てひらがな表記になっている)。後にとある一件にて破壊される(後述)。
赤道斎に忠実な魔道具であったが、情操教育に悪い情報を一気に取り入れた上、終盤で大殺界を通じて流れ込んだ邪星の意識に取り込まれ凶悪化し、仲 間である大殺界を凶悪な戦闘兵器へと改造し、更には主人であるはずの赤道斎と大妖孤を取り込み、第一部における最強の敵と化す。邪星と同じく、誰かが絶望 した姿を見て大喜びする。薫やなでしこらを無残なまでに打ちのめしたが、なでしことの戦いで急所である腹部の水晶玉にひびを入れられ、最後は啓太とようこ にそこを攻撃されて倒される。
第二部では、赤道斎の希望でかつての戦闘力はないものの復活し、現在は「大人しくて良い子」になるための勉強をしている。
後に代償を求める神々の一人メギトの手によって再構築前の感情のクサンチッペも復活し、宗家の試練クリアを妨害する。しかし、先に試練をクリアして駆けつけた仮名史郎と新クサンチッペの攻撃を受け、最後にははけと宗家の突進を受け倒されるが、その戦闘に於いて、旧クサンチッペが新クサンチッペに股間のドリルで掘られる事に・・・。
名前の由来は古代ギリシアの哲学者であるソクラテスの妻クサンティッペ。

その他

マロちん
声 - 新谷良子
オコジョに似た外形を持つ、ムジナと 呼ばれる妖怪。体長20cmほど。寒い地方に住み、「きゅろきゅろきゅ〜」(原作では「きょろきょろきゅ〜」)と鳴く。アルコールが大好き。霊気の高い人 間などに好んでとり憑く。素材や大きさ、重さに関係なく、異なる物体同士を瞬時に結合させる能力を持つ。人語は話せないが概要は理解出来る。元は天地開闢 医局において、犬神たちのかかる疫病「むじなしゃっくり」の防疫に使われている医療動物。しかし、それなりに気位が高く、キチンとした扱いを望み医局から 脱走。その騒動の中で啓太たちと出会った。
普段はともはねが着ているパーカーのフード内に居ついている(これは『魔法の天使クリィミーマミ』 のパロディ)。ともはねがフードなしの服を着ている場合は、彼女の頭上が定位置になっている。原作の本文中に登場することは少ないが、イラストでは既にと もはねとワンセットである。ともはねは「マロちん」(アニメ版では「マロちゃん」になる)と呼んでおり、本項ではこの名前を採用しているが、実は薫の犬神 たちは彼にそれぞれ自らの趣味などに基づく別々の名前をつけている(例として、ボルフェナンスキー・ルチア・セント・フェルディナンド・カンタービレ(せんだん)や虎次郎(たゆね)、カマボコ(いまり&さよか)、オコジョ(ごきょうや)、ピカソ(てんそう)など)。が、それぞれが別々の名前で呼んでも会話はちゃんと成り立つ。
名前の由来は原作版では不明だが、アニメ版では毛並みがマロンケーキに似ている事からともはねが名付けたとしている。さらにアニメ版では、臆病な 性格であるため啓太たちの下から逃げ出したという設定にされており、天地開闢医局の防疫用動物であるという下りは全てカットされている。
留吉(とめきち)
声 - 津村まこと
身長50cm サイズ5kg3月3日生
全国を渡り歩く渡り猫。猫又の 一種。ただし年齢は4歳で、年を経て変化したわけではないらしい。外見は直立して服を着た三毛猫で、尻尾は2本。ある寺に世話になっていた先祖の遺言に従 い、長い年月の果てにその寺から散逸した数多くの仏像を探して全国を渡り歩いている。非常に義理堅い性格で、折に触れ啓太たちの元に立ち寄る。行くあての 無くなった啓太とようこを自分達の家である寺に泊めたり、彼らの悩みを解決するために1年に1回しか使えない「お猫様」の力を提供した事もある。仮名史郎 とも種族を超えた友人となっている。
第二部後半では、タヌキ、河童等と共になでしこの暴走を止める為の啓太の策略に協力する。
最終巻では3人の神々の試練を最初から見ており、レネウス、メギトの言葉から「仲間たちの持っているすべての力がその人の力」と気付く。そして仮名史郎の試練を助けることが啓太達の力になると考え、レネウスから試練を受けることを望み、見事に試練をクリアした。
タヌキ
声 - 矢島晶子
過去に啓太に助けてもらい、恩返しするため啓太に惚れ薬を渡しに来た。それ以来啓太に懐き、事有るごとに啓太たちの元に立ち寄っている。語尾にっすとつけている、また、原作8巻およびアニメ最終話においても啓太の援軍として駆けつけた。
原作ではちゃんちゃんこを着ているが、アニメ版ではデザインを変えられて何も着ておらず、他のタヌキと見分けが付かない。
第二部後半では、留吉、河童等と共になでしこの暴走を止めるための啓太の策略に協力する。
そして、最終巻ではようこに霊力を授けた事により瀕死の状態になった最長老を救うため、レネウスからの試練を受ける事となる。
河童(かっぱ)
声 - 大須賀純
啓太達が河川敷(「河童橋」の下)で生活しだす前から付近に住み着いていたと思われる先住者。人前に姿を現すのは稀。何故かは不明だが、啓太に懐 き、いつも邪険にされているにもかかわらず、気がつくとそばにいる。啓太の役に立とうと、釣りをして啓太達の食料を確保したりもしている。啓太らが川を離 れた際も、ついて行っており、ついには啓太が引っ越した薫の屋敷にまで居付いてしまった。この事からも根は結構寂しがり屋なのかもしれない。人語を話す事 はできないらしい。熱は苦手だが、啓太になつくあまり無理に風呂に入ってしまおうとした事もある。最近は互いに相譲れぬモノができたのか、薫邸内での(最 下位)番付を賭けてともはねに挑まれては相撲勝負をしている。ちなみに全ての河童族において、相撲はお家芸とされるほどの得意種目であるため、勝負はいつ も河童の勝利で終わっている。
第二部後半では、留吉、タヌキ等と共になでしこの暴走を止めるための啓太の策略に協力し、その後、レネウスからの試練を受ける事となる。
最長老(さいちょうろう)
声 - 城山堅
全ての犬神達を治める長。最長老は通称で、真の名は「こうがいえつ」。
見た目は完全な老年であるが、実はなでしこの方が年上。川平家の初代当主・川平慧海に仕えていた犬神であり、はけとせんだんの実の父親でもある。 なでしこの本当の強さを知っていた数少ない一人。ようこには、息子のはけやなでしこ同様、差別感こそは抱いておらず、ようこもまた、「お爺ちゃん」と慕っている。
ボケてはいるが好々爺で、若い頃は慧海と共によく可愛い女の子を追い掛け回していたらしい。歳をとってもそのひょうきんで軽い性格は変わらないらしく、不注意にもなでしこに「年齢」や「お腹まわり」の話をしては睨まれていた(8巻13, 16p)。
およそ300年以上もの間舞踊結界によって大妖狐を封印していたために人の姿を保っていられないほど老化が進んでいた(本来は不老不死に近い犬神 の老化は、年齢ではなく霊力の消耗による)。封印が綻び、一度は外へ飛び出そうとした大妖狐をもう一度舞踊結界で封印するも、残り少ない霊力が枯渇。死を 悟った後、はけとなでしこに望みを託して命を落とす。が、封印を破った大妖狐の蘇生術によって奇跡的に生き返った。ちなみに、生き返って最初のせりふは 「あれ?わし、カルビ?え?」(8巻121p)。
第二部では仮名史郎・大妖狐・赤道斎を写真の魔道具の結界に閉じ込めてしまったり、ようこと共に試練の担保としてレネウスの結界にいやいや閉じ込 められる事になるが、結界の基本構造を(見たことのない洋風のため時間がかかったが)理解し、ようこを結界から解き放ち、更にようこに二式紫刻柱と霊力を 授けた。が、授けた事により瀕死の状態になり、留吉に続き啓太達の力になろうと試練を受けようとしていた狸が急遽試練の目的を変更させなければならなく なった。
大妖狐(だいようこ)
声 - 郷里大輔(妖狐形態)、神奈延年(人間形態)
伝説的存在となった史上最強の妖狐で、ようこの 実の父親(ようこは「オトサン」と呼ぶが本人は「パパ」と自称、ようこに嫌がられている)。はけの父である最長老の舞踊結界によって封印されていた。(ア ニメ版では娘である、ようこによって封印されていた)最強クラスの犬神であるはけですら彼の存在を恐れている。もちろん人間に姿を変える事も可能で、その 姿は20代後半の若々しさである。
破格な霊力の持ち主で、ようこと同様に「じゃえん」や「しゅくち」を使えるが、その威力は段違い。その他にも「せきか(石化、対象を石に変える能 力。作中では葉を金にすればたこ焼き伝々と語っていたのでおおよそすべての物を変質させられると思われる)」や「じゅうりょく(重力、対象を押し潰す能 力。重力操作)」などといった能力も持ち、更には因果律さえ軽く捻じ曲げて、死者蘇生もこなしてしまう。赤道斎によれば、その力は斉天大聖クラスで、すでに神仙になっていてもおかしくない程のものだと言う。
やる事なすことが全くのデタラメで、非常にわがままな気質を持つ。本人曰く、ただやりたいことをやっているだけであり、悪意が全くない分性質が悪 い。だが故に娘離れが出来ないと言う一面もあり、大勢の犬神達の見ている前でも構わずようこに頬擦りをするほどの親バカぶりを見せる、対して啓太の事はよ うこの心とカラダを奪った奴として激しく怒っており(但し、でっちあげながら孫が出来たということで彼を許す位の寛容さはあったようだ)、一度は強引に二 人の仲を引き剥がした事も。しかし封印されている間に、ようこが啓太との触れ合いによってかつて知っていた頃と比べてすっかり変わった事に気付き、切なさ に満ちた思いを抱くようになり、啓太との事についても、諦めるようになった。少なくとも娘への思いに関して、嘘偽りはないようである。
死を極端に嫌う気質の持ち主だが、その死生観は非常に独特。文字通り「命を保っている状態」ならば、相手を石化したり別のモノに変えたりする事に 対しては何の抵抗も持たない。人間そのものについては嫌いという訳ではないらしく、かつてなでしこと対決した際に、無差別に人間を巻き添えにする戦いをし たなでしこを諭した事もある。本気を出すと相手を殺しかねないため、(赤道斎やなでしことの戦闘の際にも)未だ全力で戦ったことがない。
第二部では赤道斎によって人形とされた際に力の殆どを奪われてしまい、更にようこの「また暴れたらこれから生まれてくる孫を抱かせないだけでな く、親子の縁を切る」という圧力もあり、仮名史郎と宗家の更生プログラムを受け、街の再建のため力を注いでいる。そうしている内に、今まで「破壊」しか行 なって来なかった自分が「物を造る喜び」に目覚め、次第に吉日市に愛着を感じ始めており、同時に啓太を始めとする川平家の者達や、赤道斎一派も気に入るよ うになってきている。しかし、まだどこか暴れたいという気があるようで、面倒事に首を突っ込もうと赤道斎へよくちょっかいをかけている。ある時に外界と因 果的に切り離した空間で赤道斎と戦闘を繰り広げたのだが、本人曰くこれは「外に影響が出るわけではないからようこの言う『悪いこと』じゃない」と主張して いる。
第二部後半では、事故ではあったが赤道斎の魔道具によって写真の結界(放っておいても一週間も持たない程度の強度)に封印されてしまうが、後に仮名史郎の苦労の末復活。その後、自分が最も望んだ「自分より圧倒的に強く、自分が何をしても死なない奴」である3神の一人メギトと戦闘を繰り広げ、産まれて初めて全力を出すことになる。
基礎霊力は未知数であり、おそらくなでしこと同様、10000漬け物石を軽く凌駕しているものと思われる。赤道斎曰く「霊力では我は到底大妖狐には及ばない」「大妖狐と力比べで勝てる者は現世では理論上存在しない」とのこと。
邪星(じゃせい)
声 - 麦人
川平薫が悲痛な人生を歩むことになった元凶。人間の頭ぐらいの大きさの水晶球にマントを着せて、にゅっと手が二本生えたてるてる坊主のような見た目(アニメ版では仮面にマントを着せたような姿で、マントの下は水晶を核とした下半身のない包帯を巻いたミイラのような姿をしている)。
その正体は一千年の時を生き、既に人間としての体を失った魔法使い。人が絶望する瞬間を見ることによって自分の力とする体を持つため、まずは自分 で選んだ人間に徹底的に愛の大切さ、人間の道徳を説き、その者が幸せな道を歩めるようにし、その後で自らの手でその幸せを潰し、その絶望を味わうことで長 生きしてきた。
高山湖の上に浮遊させた自身の住む城に薫とその家族(川平元也とカオル)を拉致。家族を氷漬けにし、薫には記憶を封じて徹底的な情操教育を行い、 また自身の「人を幸せにしているところ」だけを薫に見せ、信頼を得、自身の糧とする準備を続けてきた。いざ寿命が近づき、薫の絶望を食そうとして薫に真実 を全て暴露したものの、薫が決して絶望しない強靭な心を持っていたため、灰になって散っていった。この時、薫へ呪いをかけた事を告げ、「周囲に背かれ、最愛の者に裏切られて絶望し、この世から消滅する」という予言を残しているが、この予言は結果として全て回避される事になる。
邪星自身の思念は氷漬けになった二人の中に生きており、大殺界の中でウイルスのように蔓延っていた。第一部終盤では、大殺界経由でクサンチッペの 中に流れ込み(アニメ版では赤道斎に取り憑いた)、現世に復活する。強大な力でようこ達を追い詰めたが、啓太の復活で形勢が逆転。最期は薫の犬神達や仮名 史郎の連携攻撃の末、啓太とようこによって浄化された。
ドクトル
声 - 秋元羊介
川平啓太の住む吉日市のヘンタイたちを束ねるヘンタイの頭目。通称「覗きのドクトル」。自分が覗きをした現場にメッセージカードを残すという怪盗の如き真似をする男。アニメ版では、一度ばれたところには二度と現れないというポリシーを持つという設定が為されている。黒(アニメでは白)のタキシードに裏地が赤のマントを羽織り、シルクハットを被っている。大胆不敵な覗き魔でありながらその言動は非常に紳士的で、常に聡き女性の味方と称するジェントルマンである。
長い間覗きをしていたせいか、気配を消す能力に異常なまでに長けており、その能力はもはや特異能力者レベルにまで達している。作中でも大勢のいる 中で彼に気付いたのはなでしこと薫のみ。それでも用心していなければわからないほどに彼の気配は薄かった。そこまでのスニーキング能力を持ちながら、他の 事に役立てようという気は欠片もないらしい。誰も自分の存在に気付けないことが最大の誇りであり、同時に最大の悩みでもある。またエスケープ能力もかなり のもので、文字通りようこを煙に巻いたほど。
啓太の事は吉日市に現れたヘンタイたちの英雄「裸王」として一目置く存在。度々啓太の部屋も覗いているので彼の身の回りの出来事は殆ど知ってい る。なお初めて自分の存在を見破ったなでしこには敬意を抱いており、彼女が啓太の本性を試すための仕掛けを考案した際も協力している(4巻 p279-280)。
作中ではその能力を時折意外な局面で発揮。何度か啓太のピンチを救い、最終的に啓太だけでなく川平カオルと元也、そして吉日市を救う強力な援軍と なる。第2部でも啓太の呼びかけに応じ、町中のヘンタイを率いて不良達の前に現れ、全員総出でカオルの代わりに謝罪(但し、あくまで各々の流儀による意味 不明かつ変態的なもの)をしたりと、ごくたまに役に立つ場面を見せている。
酒はあまり嗜まない。
最終巻において気配を消す能力はエルフィネスですら気付かせない程であり、この能力と赤道斎の(空間跳躍する)魔道具を使いこなせた事でカオル達に多大な貢献をした。
親方(おやかた)
声 - 相沢正輝
ドクトルの同志その1。下着泥棒の名手で甘党。その行動と思想は一種の伝統芸能の職人的な頑固さと誇りに満ち溢れている(作者は大工棟梁の設定と言っている)。常に頭には女物の下着を被っており服装は江頭2:50の如く上半身裸。本作では、赤道斎と1、2を争うくらい卑猥な恰好をしている。本人曰く、「俺は蕾(ともはねくらいの年齢)には手をださねぇ」らしい。自称ランジェリーアーティスト。
係長(かかりちょう)
声 - 鈴木琢磨
ドクトルの同志その2。マゾヒズムの大家。パートナーと共にSM全国大会で上位を取るほどのパフォーマンスを得意とする。M側しか教えることができない。普段は恋人の居る普通のサラリーマン(作者は中小企業の管理職の設定と言っている)。アニメ版では常に亀甲縛りのスタイルで登場し、劇場版では妻子持ちである様子が見られる。
警官(けいかん)
声 - 水内清光
もはやストリーキングの常習犯となった啓太を追いかけている警察官。通常スタッフロールでは警官Aと表記されている。あまりでてこないが、警官Bの声優は大久保利洋。
鎮霊局局長
内閣官房直下の鎮霊局の局長で、仮名史郎の直属の上司。外見は20代後半の比較的ハンサムな青年であり、口におしゃぶりを咥えている以外はいたって普通だが、話す言葉は全て赤ちゃん言葉であり、住んでいる部屋や読書の傾向など、生活の全てが幼児趣味である所から、変った性癖が伺える。しかし、その実務能力は高く、日本を霊的事件の一切から鎮護している。そのコネクションは霊能者のみならず政財界にまで広がっており、日本の影を司る黒幕の一人。霊力は不明だが、仮名史郎を凌駕していると思われる[要出典]。
第二部後半では、仮名史郎に課せられた試練、『12時間以内に、誰にも事情を話すことなく、全ての禿頭の現職衆議院議員の頭に「ハゲ」と書く』を国家に対するテロと認定し、その実行を阻止するために、配下の霊的捜査官達と共に仮名史郎の前に立ちはだかる事となる。
河原崎 直己(かわらざき なおき)
声 - 千葉繁
啓太の通う県立武藤田高校の先輩。通称「闘うオタク」として名を馳せている筋金入りのオタク。ネコミミと尻尾のあるケモノ娘を異常なまでに愛する男。地元では資産家として知られる河原崎家の人間であり、家訓として河原崎家の一族にフィジカルでも強い一面を示すため、自家に伝わる怪しい拳法を操る。その腕と強さは仙界で修行した啓太とタメをはれるほど。
原作では同人業界の裏も表も知り尽くし、それを駆使して自ら莫大な金銭を稼ぐ実業家的才能を示している(アニメ版ではいぐさと業界を通じての知り 合いであるように表現されている)。またオタクであるがゆえに後ろ暗い変態的人物に対しても、類稀なる共感力を持つ。そのため「人間の持つ闇の心」に対し て強烈に語りかける特技を持ち、その扱いに関しては赤道斎にも勝るとも劣らぬカリスマ性を持っている。
一方でその才能により赤道斎の開発した魔道具「ソクラテス」とも心を通わせ、この魔道具の事を「こけ子」と呼び(アニメ版では「〜たん」がつく) 意思ある者として丁重に扱った(しかし、同時にこの事によって大騒動を引き起こした)。原作ではこれに絡み、啓太に魔道具であっても「意思ある者」を尊重 してその能力を滅ぼすだけではなく活かす方向に持っていくよう、彼に「霊能者としての心構え」を説いている。
原作とアニメで外見が大きく異なるようで、原作では女子高生のセーラー服姿が似合うほどに細身な男、対してアニメ版は声の出演繋がりなのかどう見ても「うる星やつら」のメガネにそっくりである。(後ろを束ねた長髪と眼鏡をかけているのは共通している。なお、漫画版では原作版基準と思われる)
ようことの初対面で彼女をタヌキ娘扱いしたため(悪意があってしたわけではない)、ようこからの印象はあまり良くない。また、ともはねと出会う度にコミケのモデルやコスプレをさせようと自制心を無くし「ろりけもの」と叫びながら襲い掛かるように迫り、周りが見えずトラックに轢かれたり、ともはねに度々黒焦げにされた。
第二部において、薬によって成長したともはねを見て、「ストライクだったぞ、大きくなったロリケモノ!」と言って喜んでいた所から、真性ロリコンでは無い模様。
事件解決後は、たゆねを気に入ったらしく、騙して魔法少女のコスプレをさせた挙句、足蹴にされていた。
新堂 ケイ(しんどう けい)
声 - 水樹奈々
第一部の5巻、アニメ第12・13・21話のゲストだったが、第二部ではレギュラーに昇格。かつては名立たる富豪の令嬢だったが、その富は先祖が 死神と交わした契約によってもたらされたものであり、代償として20歳を迎えた日に命を捧げる事になっていた。はけを通じて啓太とようこに死神退治を依頼 するが、両親を殺され、誕生日の度に死神から凄惨なまでの苦痛を与えられてきた故に、心の中では絶望しきっていた。しかしそれが「生きたい」という渇望の 裏返しであることを気付かせ、臆することなく死神と闘った啓太のため、死神が倒され契約が途切れたことによって全財産を失いながらも、力強く生きていくこ とを決心する。
絶望しきっていたためか20歳とは思えないほど幼い風貌をしていたが、凍てつかせていた時間を取り戻そうと前向きな努力を続けた結果、1年経たない内に身心が急成長。年相応とはいかずとも大人の様相を持つようになる。
第二部からはその過程で啓太への恋心をはっきりと自覚し、命を助けてくれた御礼を理由に啓太へ手製の菓子を手渡そうと(つまりお近づきになるため)頻繁に薫の屋敷へ行くようになる。当然ようこからは激しく煙たがられる事となるが、意に介さず啓太に接近を図り、そのためようことは、仮名史郎に赤道斎と大妖狐より仲が悪いのでは?と言わしめる程の犬猿の仲となる。また、体力的には身心以上に向上しているようで、啓太宛のラブレター(の練習用に書いた、エッチ方面に特化した過激な文章)を取り返すために犬神使いである啓太をも驚愕させる程の身体能力を発揮したりしている。
第二部後半では、死神に与えられ続けた苦痛が彼女の精神を鍛えたためか、霊力の込められた餅の呪縛(薫の犬神達ですら脱出できなかった)を自力で脱出してみせたり、エルフィネスの召喚した三角錐の攻撃をその身に受けながらも啓太の救援へ向かうなど、超人的など根性を見せた。そのために啓太同様、街のヘンタイたちから一目置かれる存在となり、それ以降はヘンタイの女王として彼らから慕われ、啓太の非常時には彼らヘンタイを統率するようになる。事件解決後は、20歳すぎているにも関わらず、啓太の居る高校へ編入を決意した模様(ようこに「犯罪くさいわね、それなんのえっちびでお?」と揶揄されながらではあるが)。
アニメ版では後にセバスチャンと共にケーキ店を始める。
セバスチャン
声 - 室園丈裕
第一部の5巻、アニメ第12・13・21話のゲストだったが、第二部ではレギュラーに昇格。新堂ケイの執事で元プロレスラー。20年前にケイの両 親を守るため死神と闘い、殺される寸前で命乞いをしてしまった過去を持つ。その事が未だトラウマとなっており、今度こそ最後の最後までケイを護りたいと 思っている。死神が倒された後もケイの執事として献身しており、現在は事前に分与しておいた財産を回収し、管財人を立てて資産の把握に努めている。
「セバスチャン」は執事としての通称で本名は「合田剛太郎」。なお、原作では彼の頭はスキンヘッドだったが、アニメでは短い金髪になっている。
白山名君(はくさんめいくん)
大きなカエルの姿をした神仙。天界の流刑地である猛省蘭土(めんしえんらんつ)で普段から人間の生活を観察している。元々は天帝(最上級の仙人)に仕える天界の下級役人で、数々の失敗を起こした罰として100年以上も地上へ落とされたままの「落ち仙」 である(実際は30年の刑期だが、いくつかの要因が重なった末に天界から忘れられている)。正直者で心優しい反面、悲観的かつ引っ込み思案であり、そのせ いでいじめられる事がある。契約候補者として猛省蘭土で修行中の川平啓太と出会い、その野放図な気性に惹かれて、彼が良き仙術の契約者を見つけるよう期待 する。しかし選抜の日に、乱暴者の落ち仙たちがこっそり地上へ降り、人間の村で大暴れしようと目論んでいることを知り、人知れず自分だけでそれを止めよう とするが、その心意気に感じて助けに駆けつけた啓太と仙術の契約を結び、二人は見事に落ち仙たちを撃退する。契約者を得たことにより、無事天界へ帰れる身 となったのだが、まだ暫くは戻らずに人間の生活を観察することにした。同時に修行も行っており能力向上と結界術(けろけろ結界)を身につけた。
第二部後半ではエルフィネスと啓太達の戦闘の場へ偶然遭遇する。その後、啓太の攻撃の強化や自身の作り出す強固な結界によって大きく貢献する。
太古の精霊たち
薫捜索において重要な役割を持つとされる精霊。4種の精霊が薫邸に集まることが条件となっており、現在まで3種の精霊が薫邸へ連れて来られている。
砂漠の精霊
フラノが連れてきた。複数の個体が存在し、大小様々なてるてる坊主に似た外見。好奇心が強くて人懐っこい。薫邸のあちこちを好き勝手に浮遊している。独自の言語で喋るため、フラノしか通訳出来ない(ただし、当然ながら彼女の通訳が正確か否かは誰にもわからない)。
大樹の精霊
てんそうがウクライナから連れてきた。巨大なゴリラのような外観。スカートを履いていることから(性別があるというのならば)メスであるらしい。非常に強力な癒しの能力を持つ。水で育つので経済的だが、かなりデリケートな性格のため、ちょっとした事ですぐ大暴れする。通称「うほ子」。
最終巻においてカオルをリーダーとした救援部隊の治療担当として啓太達の下に駆けつけた。
春の精霊
たゆねがルーマニアから連れてきた。犬とアライグマを かけ合わせたような外見。持ち運びのため壷に入れられている(壷ごと跳びはねて移動する事もできる)。いたずら好きで、隙あらば相手にちょっとエッチな幻 覚を見せてからかう。幻覚は現実と区別がつかない程に現実感があるが、どこかに矛盾があり、それを大声で指摘すると消えるらしい(たゆねは「○○○が ○○○なわけがない、ウソツキ!」と叫んだ後、頭突きを食らわせる動作をして幻覚を解除していた)。幻覚によって相手を傷つけ泣かせてしまった際に反省し ていることから、あくまでいたずら目的として見せている模様。また、他者を深い眠りへ落とす能力も持つ。
最終巻においてカオルをリーダーとした救援部隊の治療担当として啓太達の下に駆けつけた。
古城の精霊
王様、魔導師、戦士の三体。ハンプティ・ダンプティのような外見で、大きさは少し大きなかぼちゃ程度。誇り高く、武と礼儀をなにより重んじる。スイスの 山中で、自分達を倒せたら協力する、という条件で薫の犬神たち(せんだん、いぐさ、ごきょうや、いまり、さよか)と争っていた。優れた戦術眼を持つ王様の 指揮の下、近接戦闘の戦士と遠距離攻撃の魔導師が見事なフォーメーションを組んで戦い、せんだんらを苦戦させたが、双子に呼ばれて現れた啓太に指揮された 犬神たち(一緒に来たたゆねを加えた6人)は精霊たちを上回る見事なコンビネーションを見せ、撃破された彼らは啓太に従う事を誓約した。「うー」「やー」 「たー」と聞こえる言葉(?)で会話する(少年ジェットの掛け声のパロディ)。イラストでは王様は眼がひとつ、魔導師は二つ、戦士は三つ。
最終巻においてその戦闘能力の高さからカオルをリーダーとした救援部隊やカオル対エルフィネスでカオルの護衛として活躍した。
こうけつ、かいえん、てと、ろっぽう
大妖狐が結界を破りかけた際、「影」を押し戻すのに参加していた犬神たち(約50匹ほど)の内、はけに名前を呼ばれた者。詳細は不明(原作7巻)。
こうけつとかいえんは原作13巻にも最長老のお供で登場している。「彼ら」とあるので男性らしい。また、原作14にも少しではあるが登場(新しくうらまると言う犬神も)している。
代償を求める神々
預言者イブン・サハットがなでしこに予言した薫捜索の最終的な目的と言える存在。レネウス曰く「人間に対する世界自体が持っている好意そのもの」。この神々は太古の4精霊を1箇所に集った時に、3神の名を唱えることで召喚される。本来はベスピオ火山の洞穴・死海の底・エアーズロックの地下・万里の長城の真ん中の隠し部屋・ノートルダム寺院の鐘楼の中に それぞれ隠された石版に召喚方法と願いと試練と代償について記載されている。3神はこの石版から召喚方法を知り実行することが正しい手順としており、預言 者から召喚方法を知ることは邪道としている。預言者から完全に隠し通すのは神々でも困難であり同時に今後の課題としている。必ずしも代償と引き換えに願い をに叶える訳ではなく、出題される試練を達成すれば無償で願いは叶えられる。
レネウス
中世ヨーロッパの王族のような姿をした金髪の神。3人のリーダー的存在。
メギト
全体的に黒っぽい外観の黒髪の神。常にだるそうにしており、事あるごとに「めんどくせえ」とつぶやいている。
おそらく3人の中で最も強い。本人曰く「エルフィネスの三倍は強い」らしい。事実、力を3分割した状態でも大妖狐や赤道斎(彼らも全力ではなかったが)を圧倒するほどの力を持つ。
エルフィネス
退廃的なピエロ、あるいは少女の娼婦ともとれる容姿の赤髪の幼い少女の神。冷徹で無慈悲な性格。綺麗な物やかわいい物が好き。
一千万の三角錐たった四つの四角柱等の遠隔攻撃で啓太達を苦しめた。また、天に返した力を発動している状態のなでしこと押されながらも接近戦でタメを張る等、近距離戦においても高い能力を持つ。基本的に冷徹な無表情だが、赤道斎のある攻撃を受けた時、一瞬だけ少女らしい表情も見せた。

ゲストキャラクター

時にアニメ版において、話題性のある人物(芸人、スポーツマン、大物ベテラン声優など)が単発のゲストキャラクターの声を演じている。その内容は以下の通り。

栄沢 汚水(えいさわ おすい)
声 - マイケル
第1話ゲスト。元は売れないモテない品がない小説家。モデルは作者自身。ただし、あくまで誇張したイメージに過ぎない、と作者は主張する。
不慮の事故で死亡したがカップルを妬む強い念により、赤道斎の遺した魔道書「月と三人の娘」によって大魔王・露出卿となった。ピンク色の霧を噴出し(アニメではピンク色のビーム)男性のみをハダカにして街中をパニックに陥れるが、ようこにある箇所の致命的欠点を指摘され、大ショックを受け消滅した。アニメでは、ようこに「どんまい」を言われて昇天し消滅する。
ア○なしゲ○とオ○物○のド○イ○に似ている。(DVD版で修正された)
和尚(おしょう)
声 - 堀口元気
第2話ゲスト。仔犬たちの霊に取り付かれた空手部員たちの世話に疲れ果てた寺の住職。アニメ版では宗家の友人。
アンドレアノフ
声 - 斎藤了
第2話ゲスト。空手部主将。飼い主に遊んでももらえずに捨てられ、この世に未練を持った無邪気なピュアハートを持つ子犬の霊が取り憑いた。
ステファニー
声 - ドラゴン・キッド
第2話ゲスト。空手部員。なぜか「ラ○やん」の大○カ○フ○に似た容姿をもつ(DVD版で修正された)。
クラリス
声 - 谷嵜なおき
第2話ゲスト。空手部員。
ジジ
声 - 長谷川のび太
第7話ゲスト。ギャンブルで身代を潰し、その未練から亡霊となった。
ババ
声 - 日高のり子
第7話ゲスト。ジジの妻。身代を潰す前に隠した宝に未練を持つ。
死神「暴力の海」(ぼうりょくのうみ)
声 - 成田剣
第12・13話ゲスト。富を餌に新堂一族と契約を交わした死神。金髪に銀色の瞳、雪のように白い肌をした、中世の吸血鬼のような美男子(5巻 149p)だが、極度の近眼で、契約執行の日を本気で1日間違えていたほどのバカ。ただし死神としての強さは本物で、純粋な強さでは並の犬神を遥かに凌駕 する。相手が最も恐怖するモノを覗き見て相手の精神にイメージとして流し込む能力を持ち、身に纏った死神の黒衣は相当強力な攻撃でなければ傷つく事が無 い。更に広域を一瞬で瓦礫に変えたほどの衝撃波を放ちながら爆心地にいる啓太達にだけ加減を調節しておいたという技量は、はけですら驚愕したほどである。 それでいてあえて相手の格闘スタイルや条件に合わせ力を制約し、相手の得意分野で圧倒して絶望を与え、弄び嬲り殺すことを趣味とする究極のサディスト。緒 戦では啓太とようこに圧倒的なパワーで勝利した。
最後は自らの力を過信したあげく、まんまと啓太の策略にかかって滅ぼされるが、断末魔によって啓太とその周囲に強力な呪いをかけた。かつて同じく 死神を倒した宗家とはけのように、啓太とようこはしばらくの間ありとあらゆる災厄に見舞われた。なお、ケイとセバスチャンの証言からようこが想像した彼の 姿は、「すっごく力が強くて、なるちつとで、さでぃつとで、ぐるぐる眼鏡をかけたお洒落さんで、物覚えの悪い、ちょっとうっかり屋のネコ似な美男子」(5 巻146p)。
師匠(ししょう)
声 - 杉田智和
第20話ゲスト。親方の師匠。ル○ン三世の石川○ェ門に 風貌が似ている。全国武者修行の末に自ら編み出した秘技「白布返し」で対象人物の身に着けてる下着を瞬時に剥ぎ取ってしまう戦慄の下着泥棒。親方と同じく 蕾には手を出さない主義で、下着を剥ぎ取る行為そのものに命を懸け魂を燃やし、相手が手強ければ手強いほど燃え上がる真性の変態。
8人の薫の犬神+ようこの下着をことごとく「白布返し」で奪い取って逃走するも、ごきょうやを除く全員の怒りを買い、隙を突かれて一斉攻撃を受けた後、ようこの攻撃でトドメを刺された。後にいまり&さよかとたゆねに袋叩きにされている描写があった。
大友幸子
12巻のゲスト。仮名史郎が住むマンスリーマンションの管理会社の調査員。年齢は28歳で、冗談を解さない生真面目な性格であり、オクテなせいか独身。容姿は痩せすぎで、尖った印象の眼鏡に地味な印象のスーツをいつも着ている。実は、筋金入りの腐女子で、サフラン瑠璃子の 同人ボーイズ本のファンでもある。仮名史郎の部屋には、規約違反を犯して犬を飼っている住人の調査の為に訪れたのだが、大妖孤と赤道斎の更生プログラムの 進捗状況を確認するために、派遣された鎮霊局の管理官と勘違いされる。そのため、数々の変態行為を目撃する事になり、ついには仮名史郎の部屋を「ガチホモ の館」と勘違いするに至るが、彼女の嗜好のため、その誤解が逆に幸いして、仮名史郎は未だにマンションから追い出されずに済んでいる。

外伝作登場キャラクター

電撃コミックスとして発売されたコミック『いぬかみっ!あんそろじ〜』に掲載された外伝作小説「もしかしたらifの物語断片」にのみ登場したキャラクター達の事を指す。

川平清明(かわひら せいめい)
川平家出身。身長180cm以上の巨漢だが、まだ高校生である。川平薫に続いて十人憑きの犬神使いになった規格外の霊能者。清明に仕えている犬神 達の中には、何故か成長したともはねやいぐさ、たゆね等がいる。同じ川平家出身である川平葛葉とは双子の兄妹であるが、ある日を境に対立状態となってし まっている。普段は飄々としているが、その内には強い意志があり、葛葉と再会した際、自分を本心を見せない狸と評した彼女に、自分たちの事をどちらかとい うとキツネであると言っている。少し近眼であるらしい。偶然なのか、原作4巻で啓太の想像?の中に出てきた彼とようことの間にできた子供と同じ名前である (葛葉も同じく)。
川平葛葉(かわひら くずは)
川平家出身で、清明の双子の妹。兄と共に『犬神選抜の儀式』を行っているが、兄とは対照的に一匹も犬神が憑かなかったのがきっかけで、自分の心の 奥底に気づいたらしく、川平家から出奔。現在は、日本中のモノノケ達を無差別に狩る魔法暗殺集団『慈しむ闇(DARK DARKERS)』に所属している。容姿や性格が、川平啓太に仕える犬神、ようこに何処と無く似ているが…。
東塔子(あずま とうこ)
川平家に並ぶ名門の犬神使い一族「東家」出身の無能力天才少女。眼鏡を掛けている。普段は無愛想で、清明に対してもそっけない態度をとる事が多い が、内心では清明に思いを寄せている。ただ、清明に仕えているともはねは、彼女に対し、姑に似た感想を持っているようである。彼女に仕える犬神の中には、 せんだんがいる。同じ有沢まみず原作の『ラッキーチャンス!』にも登場している。
にいらみ
川平清明に仕える幼い犬神。主に給仕を担当。顔立ち及び髪型がフラノに似ている。清明に仕えている犬神で序列1位であるともはねに対し、憧れの感情を抱いている。ただし、ともはね本人は、そんな彼女の憧れのまなざしにプレッシャーを感じているようである。
原作でも、赤ん坊の状態であるが、最終話に登場している。
くらは
川平清明に仕える犬神の一人。にいらみと同様、給仕を担当しているが、それ以外のことについては不明である。

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