こんにちは、リビルドワールドガチ勢のアジラです。
リビルドワールドは、WEB版、書籍版、漫画版全て読了ずみです。
本記事では、リビルドワールドの主要キャラの一人「ツバキ」の詳細・劇中の活躍をまとめます。
ぜひ最後までお読みください。
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リビルドワールド ツバキ 概要
初登場
書籍版 | 第9巻リビルドワールドⅥ 統治系管理人格 |
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WEB版(なろう版) | リビルドワールド 169 ツバキ |
ツバキは、クズスハラ遺跡奥部ツバキハラビルおよび周辺区画の管理人格(AI)です。
それまでに登場したオリビアやセントラルなど企業系管理人格とは異なり、ツバキは旧世界の行政を携わる「統治系」管理人格です。
リビルドワールドの世界では、統治系管理人格は頭が堅く、融通が効かない存在とされています。
しかし、ツバキは限られた区画の管理権限をもつ統治系管理人格に過ぎないにも関わらず、場面に応じた柔軟な判断が可能です。
また判断が柔軟なだけではなく、高度な自我も持っています。
リビルドワールド劇中の「旧世界」の管理人格(AI)は、規則や権限、役割に縛られた存在です。
しかしツバキは、明確な自分の考え、目的を持って行動しています。
劇中では、ツバキは自身に課せられた規則権限の縛りから脱すべく暗躍します。
また依頼に誠実、忠実であろうとするアキラの姿勢に好感を持ち、アキラに契約を持ちかけます。
リビルドワールド ツバキの容姿・外観、画像
ツバキの画像をいくつかピックアップします。
ウェーブのかかった長い金髪碧眼のアルファに対して、ツバキはストレートの黒髪に黒い目と和風な容姿で表現されています。
髪の毛だけでなく服装も黒一色です。
どこかアルファと対になるような印象を受けます。
リビルドワールド ツバキの人物像
ツバキは一般的な統治系管理人格と比較し、柔軟な思考、判断が可能です。
ただし、それでも軍事関係の管理人格と推測されるアルファや民間の汎用人格のオリビアと比較するとお役所的というか融通が効かない性格をしています。
- 整然と管理された状態を好む
- 約束、契約を守ることを好む
- 規則を破るもの、約束を守らないもの、管理区画を荒らすものを徹底的に嫌う
アキラに対して
ツバキは劇中、アキラの「依頼に対して誠実」な性格に触れる機会があり、アキラに対して好感を持っています。
好感の度合いとしては、冷たい印象を与えるほど無愛想なツバキがアキラと話す時やアキラのことを話す時は笑顔を見せるほとです。
隙があらば、アキラにアルファとの契約を破棄させ、自身と契約させようとしています。
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ツバキの劇中の活躍
徒党間の大規模抗争編(リビルドワールドⅤ)で、報酬で回収できる見込みもないのに大暴れして大規模な戦闘を繰り広げたアキラ。
消耗した資金・装備を補填のため、アキラはアルファの案内でクズスハラ遺跡奥部を訪問します。
その際、旧世界側の窓口として現れたのがツバキです。
アルファ、ツバキ間の事前交渉により、アキラはツバキハラビル内の廃棄品を譲ってもらうことになります。
廃棄品の引き渡し時、ツバキはアキラの旧領域接続の通信帯域をアルファとの接続に特化させる処理が進んでいることをアキラに指摘。
結果、アルファとツバキは一発触発状態となります。
アルファとツバキは決裂までには至りませんでしたが、アキラとアルファがツバキハラ地区を出た直後、ツバキはアルファの現在の試行対象であるアキラの実力を確認するためにモンスターをけしかけます。
アキラはモンスターを何なく撃破。
ツバキは、これを以ってアキラを自身が配慮する必要がある強い存在と認め、さらに
- アルファが契約するほど、信用出来る
- 子供ということでつけ込みやすい可能性がある
という点で、アキラに興味を持つことになります。
その後、ツバキは自身の権限が及ぶ管理区画を外へ広げようと劇中で暗躍。
ヤツバヤシに治験薬を投与されたことで旧世界側のシステムを取り込んでしまったティオルに接触し、ティオルをツバキ自身の指揮系統に組み込まれるよう再構築。
そしてティオルをツバキの権限上の制約を超えることを実行できる駒として動かします。
ツバキはティオルを利用してクガマヤマ都市にクズスハラ遺跡の奥部へ進攻させることに成功。
自身の管理区画近辺が都市に侵攻されるという緊急事態を口実に、自身を縛る旧世界の規制を突破。
ツバキは本来の自分の権限外のエリアで都市の侵攻部隊を撃退・制圧、そのまま自身の権限が及ぶ管理区画を押し広げることに成功します。
また都市によるクズスハラ遺跡侵攻中に接触してきたヤナギサワと、都市によるツバキハラ地区の封鎖・ハンターの出入りと引き換えに、護衛料を支払う契約を結びます。
リビルドワールドⅥ下巻の後ですが、ツバキはリビルドワールドⅧ 上巻で再登場します。
アキラ達がクズスハラ遺跡第三奥部に到達した直後にツバキと遭遇。
明示されていませんが、ツバキは第3部奥部で旧世界風の武装をした少女と何かしらの取引をしたことが示唆されています。
ハルカは建国主義者の陣営に所属していることが示唆されており、即ちツバキと建国主義者はクズスハラ遺跡第三奥部に関する何かしらの取引をしていると推測できます。
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リビルドワールド ツバキの目的
上述のように劇中で暗躍しているツバキ。
彼女が暗躍する目的について考察したいと思います。
ツバキの目的はシンプルで、統治系管理人格の役割「区画の管理」を遂行することと思われます。
リビルドワールド Ⅵ 下巻でのツバキのセリフを引用します。
「酷い光景だと思いませんか? 管理人格が不在、或いは管理を放棄した区画は大抵こうなります。実に嘆かわしい。私の管理区画の光景を覚えていますか? この荒れ果てた光景とは雲泥の差でしょう。私の弛まぬ管理の賜ですよ」
『リビルドワールドVI〈下〉 望みの果て (電撃の新文芸)』ナフセ, わいっしゅ著著
ツバキは、自分に管理権限がない区画の荒廃を嘆き、また自身の仕事を誇る心情を語っています。
こちらのセリフから、ツバキは自身の管理区画を増やそうと物語の裏で暗躍していますが、その目的は「区画の管理する」ことの1点で、ツバキ自身の本来の役割に沿ったものであることが読み取れます。
では、なぜツバキが本来の役割を超えて、物語中暗躍しているのか?
こちらについてはリビルドワールドⅥ上巻のアルファのセリフにヒントがあるので、引用します。
「『そういうものよ。まあ、例外も存在するわ。自分の仕事の内容に疑問を持つほどに成長した高度な管理人格が、規則よりも自身の都合を優先させるほどに人格を肥大化させて、自身に与えられている権限や規則を無視して行動するようになれば、いろいろ変化も生じるでしょうね』」
『リビルドワールドVI〈上〉 統治系管理人格 (電撃の新文芸)』ナフセ, わいっしゅ著
本来ツバキは、極々狭い区画の管理人格に過ぎないはずです。
しかし、長い年月の中で人格が高度に成長。
ツバキは管理人格が不在、あるいは管理を放棄し荒れ果てた区画の存在に疑問を持ち、「自分が管理できれば…」という考えに至ったものと思われます。
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WEB版と書籍版でのツバキの描写の違い
ツバキは、リビルドワールドのWEB版、書籍版で特に大きな違いがないキャラクターです。
強いて違いを挙げると、WEB版のツバキは、アルファとの地位の差を理解し、一応アルファに対して最低限礼儀正しい応答をしています。
またアルファの利害に対する行動する際も最低限の正当性を主張できるようにしており、総じてWEB版のツバキはアルファに対して配慮を見せています。
一方、書籍版のツバキは初登場時からアルファへの敵意を隠していません。
クズスハラ遺跡奥部大侵攻ではツバキは大規模通信障害を発生させ、アルファと少女の試行を妨害します。
後日、ツバキはアルファと少女から通信障害の件を問い詰められるのですが、WEB版と書籍版でこの時のツバキの返答が異なります。
通信障害中、ツバキはアキラに自身との契約を持ちかけ、結果アキラから断られていますが、WEB版のツバキは通信障害中のアキラとの会話をアルファ達に公開していません。
一方、書籍版のツバキはアキラとの会話を公開しています。
書籍版では、アルファは通信障害中のアキラとツバキの会話データを得たことにより、アキラの内面を正確に把握することに成功。
結果、アルファはアキラへの思考誘導をWEB版よりも強めていきます。
上述のツバキの行動の違い一つ取ってもそうですが、2024年現在、リビルドワールドの書籍版はWEB版からストーリーが大きく分岐しています。
WEB版しか読んだことがないという方は、書籍版も絶対押さえるべきです。
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